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ホルモン検査

ホルモンの分泌を血液検査で調べます。
 採血をして、血液中の妊娠にかかわる重要なホルモン値を確認し、排卵や着床の妨げになりそうなものがないかを調べます。
 卵胞期(低温期)、排卵期、黄体期(高温期)のすべての時期で、ホルモンの変動をみていく必要があり、月経の3〜5日目の値は基礎値と呼ばれています。
 月経期は卵胞刺激ホルモン(FSH)、卵胞ホルモン(エストロゲン)、黄体化ホルモン(LH)が正常に分泌されているかどうかを調べます。

卵胞刺激ホルモン(FSH) 脳の下垂体から分泌されるホルモンで、卵胞の成長をうながしたり、卵巣の機能を維持したりする働きがあります。そのため、分泌量が少ないと、卵胞が育たないなど、排卵障害の原因になります。
卵胞ホルモン(エストロゲン) 卵胞が育つときに卵巣から分泌されるホルモンで、着床に備えて子宮内膜を厚くする働きがあります。黄体期にも分泌されます。
黄体化ホルモン(LH) 脳の下垂体から分泌されるホルモンで、排卵をうながしたり、黄体の活動を維持する働きがあります。そのため、このホルモンの分泌量が少ないと、排卵障害の原因になります。
ホルモン検査でわかること
☆各種ホルモンの数値
☆多のう胞性卵巣症候群
☆高プロラクチン血症
☆黄体機能不全
☆排卵障害の原因など

子宮卵管造影

卵管が通っているかどうかわかる重要な検査
 月経後から排卵日までの間に行う検査で、子宮頸部よりカテーテルと呼ばれる細い管を入れ、造影剤を注入し、X線撮影をします。
 子宮卵管造影剤に油性のものを使っていると卵管が詰まっていなくても、痛いようですが、水溶性のものだと違和感がある程度のようです。 卵管が詰まっている場合は、どちらにしても激痛だと感じる方が多いようです。痛みの感じ方は個人差ありますので、参考程度に留めてください。
 目的は卵管が通っているかどうかを調べるためなので、X線設備がない施設では、卵管通気・通水検査を行います。
子宮卵管造影でわかること
☆子宮の大きさや形状、奇形
☆卵管の状態、癒着の有無
☆卵管閉塞の有無や位置

卵管通気検査

子宮卵管造影検査のかわりに行う簡単な検査
 卵管のつまりや癒着を調べる検査です。検査は子宮頸管よりカテーテルを用い、子宮の出口に卵管通気用の器具を通して、卵管に二酸化炭素を注入。その圧力の変化をグラフに描いて調べます。
卵管が通っていると二酸化炭素は腹腔内に流れ出るので、圧力は一定以上あがりません。通っていない場合は閉塞のタイプがわかります。
 人によって感じ方は様々ですが、「生理の時の酷い痛みと似ている」とおっしゃる方が多いです。また、検査後には肩に痛みを感じます。炭酸ガスが腹腔内から上腹部に入り横隔膜が刺激されるためです。1日経てば肩の痛みもひくようです。
卵管通気検査でわかること
☆卵管の通りぐあい

超音波検査

2回目以降は卵の発育をチェック
 卵胞期に行う超音波検査は、卵の発育を調べることが主な目的です。通常、卵胞は月経の終わりごろから徐々に大きくなり、排卵1〜2日前になると直径18〜20mmほどまで成長します
 この特性を利用し、尿ホルモン検査や頸管粘液検査を組み合わせれば、排卵日を正確に予測することができます。よって、タイミング法人工授精にも欠かせない検査です。
超音波検査でわかること
☆卵胞の発育状態
☆排卵日の予測
☆子宮内膜の形状や厚さ