ホルモン検査(LH、E2)
排卵期、黄体期にもホルモン検査を行います。
検査方法は月経期と同じです。排卵期にはLH(黄体化ホルモン)、E2(エストラジオール)のホルモンが正常に分泌されているかを調べます。黄体化ホルモンの量を検査することで、
ほぼ正確な排卵時期予測が可能です。黄体化ホルモンは、血中または尿中でもはかることができます。
タイミング法や人工授精の場合は、1日2〜3回はかることもあります。

☆各種ホルモンの数値
☆排卵時期の予測
超音波検査
卵胞の大きさをはかり、排卵日を推測します。
排卵期の超音波検査は、排卵がきちんと起こっているかを調べます。排卵とは卵子が卵胞を突き破って卵巣から飛び出すことですが、なかには卵子が成熟しているのに
卵胞が破裂せず、卵子が飛び出せないことがあります。これを黄体化非破裂卵胞といいます。黄体化非破裂卵胞ができると、基礎体温が上がるため、排卵が起きたように
見えます。しかし超音波検査を行えば、破裂しているところを確認できるので、排卵が起こったかどうかを正確に判断することができます。

☆卵胞の育ちぐあい
☆排卵日の予測
☆子宮内膜の厚さ
☆着床障害の有無
☆卵胞が消え、黄体ができているか黄体非破裂卵胞の有無(排卵の有無)
頸管粘液検査
粘液の伸びや結晶ができるかで排卵日を推測します。
子宮の入口は、無菌状態の子宮を細菌の侵入から守るため、普段は乾燥気味になっており、酸性が保たれています。ところが、排卵が近づくと、まるで精子を子宮へといざなうように頸管粘液の分泌が増えてきます。
頸管粘液検査では、排卵日近くに頸管粘液を吸いとり、粘液の量や伸びを確認したり、乾燥してシダ状の結晶ができるかどうかを調べます。検査は内診台の上で行われ、数秒程度で終わります。痛みはないので、おなかに力を入れずリラックスしましょう。
タイミング法や人工授精の場合は、1日2〜3回はかることもあります。

☆頸管粘液が十分出ているか
☆排卵日の予測
フーナーテスト
夫婦生活を営んだ後の頸管粘液の中にある精子の状態を調べます。
排卵時期に夫婦生活を営み、約12時間以内に受診し、夫婦生活後後の精子の動きをみる検査です。
射精された精子が、頸管を通過して子宮腔内に進入できるか否かを調べます。膣内、子宮頸管内の粘液をとり、顕微鏡で運動精子を数えます。元気な精子がたくさん泳いでいれば高い妊娠率が期待できます。
内診台の上で受診しますが、痛みはないので安心を。
子宮頚管粘液の粘度が強いと精子の運動量が落ちるため、粘液の粘度がサラサラになる排卵日が検査日には1番適しています。
フーナーテストの判断基準(400倍視野当たりの運動精子数で判定)
●優 15個以上
●良 10〜14個
●可 5〜9個
●不良 4個以下

☆精子の数や運動性
☆頸管粘液の酸性度や量、粘度の強さ
☆抗精子抗体の有無

