「赤ちゃんになかなか恵まれない。私は不妊体質かしら・・・」「日常生活でこれといった支障も無く、病気らしい病気もしたこともないのに、どうして!?」と、
不安だけが先行している方も結構多くおられるようです。
現在、不妊症で悩むカップルは10組に1組と言われ、不妊治療を受ける人は年々増加しています。日本産婦人科学会の発表によると、2009年には新生児の40人に1人が
体外受精・顕微授精
などの高度生殖補助医療によって生まれています。また、不妊治療に対する国や自治体の補助もだんだんと見直されてきています。
2012年の不妊ニュース 不育症に広がる支援
2011年の不妊ニュース 京都府が人口受精にも助成
2010年の不妊ニュース 不妊治療の公費助成を拡充
不妊かなと気になったら、妊娠のしくみや不妊の原因、
自分の身体のリズムを正しく理解し、妊娠しやすい体作りを始めましょう。
不妊症とは
生殖可能な年齢にあり、避妊をせずに夫婦生活をしているのに一定期間(2年以上とすることが多い)子供を授からない場合を不妊症と定義します。
これは通常、避妊していない夫婦の80%以が2年以内に妊娠すると言う事実に基づいています。過去に妊娠の経験がないものを原発性不妊、妊娠したことはあってもその後2年以上妊娠しない場合を続発性不妊といいます。
妊娠するけれど、習慣性流産となってしまう場合を不育症と言って別のカテゴリーにする場合があります。
2年間とする根拠とは?
1サイクルの性周期の中で排卵に合わせて夫婦生活が行われたとすると、1回の排卵で、出産を期待できる割合は、10〜25%の間と考えられています。排卵の周期が1ヶ月に1回と考えた場合、排卵日に合わせて夫婦生活が行われたとすると、平均4〜10ヶ月で妊娠できる計算になります。(あくまで確率上の計算です)
しかし、毎月排卵日に合わせて夫婦生活が出来るとは限りませんので、仮に2ヶ月に1回タイミングよく夫婦生活が出来たとすると、平均8〜20ヶ月で妊娠できる計算となります。
子供が欲しくて結婚してから避妊をしていなければ、1〜2年のうちに約90%の夫婦が妊娠することになります。そこで、2年間妊娠にいたらない場合を、医学的に不妊症と定義されるのです。
ただし、結婚した年齢が遅い場合は半年たっても妊娠の兆候が見られなければ、一度不妊外来に行ってみましょう。女性の初期治療の年齢が高いと、それだけ不妊治療を難しくしていきます。
なぜ加齢で妊娠率が低下するかというと、主に卵子の質の低下が考えられます。
2人目不妊
2人目不妊というのは、1人目の子供を妊娠・出産した後、自然であろうと不妊治療であろうと、どのような方法であっても、2人目ができない状態のことです。
原因としては、女性の初婚年齢が上がり、第1子の出産年齢が上がったことで、第2子目もできにくいという面があるようです。同じように、加齢現象は男性にも見られます。

